水曜レディースデー、映画を観てきました。手塚治虫先生原作『どろろ』です。
“どろろ”とは妖怪の子供の意。妻夫木くんの役も柴咲さんの役も、決まった名前のない貧しい生い立ちなのですが、魔物に奪われた躰のパーツを取り返しながら旅する妻夫木くんが呼ばれたあだ名の一つです。
柴咲さんが“どろろ”妻夫木くんが“百鬼丸”と柴咲さんが勝手に決めちゃいます。
自分探し旅する百鬼丸に勝手にどろろが付いていくお話です。
百鬼丸の仮の躰は怪我とかしてもすぐに治るし、便利なのです。それでもふつーの人間の躰を取り返したい理由は何でしょうか?
私は百鬼丸は愛されたいと思うからではないかと…。仮の躰をくれた謎の医者(原田芳雄さん)は哀れな百鬼丸を愛していたと思うのですが、亡くなってしまいます。
普通の人間になれば他にも誰かが愛してくれるかも知れない、もしかしたら自分を捨てた親でも…。
子供が親を愛するのに理由などない、百鬼丸を捨てた親&家族は百鬼丸を愛せなかったのでしょうか?
↑ここが見所です。
どろろは百鬼丸が好きなのバレバレかと思うのですが、その辺のラブストーリーはまだまだこれからですかね?
日本っぽい世界ですが日本ではない。独自の世界感が面白いです。
ただしグロいものを受け付けない体質の方にはちょっとしんどいかも知れません。
百鬼丸がちんちんのパーツをいつ取り返したのか?ちょっと気になりました(#^O^#)

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