話題作を見てきました。原作は読んでいませんし、予習としてはフジテレビで放送した米倉涼子さんと堺雅人さんが出演していた特番を見ただけです。
とにかく台詞に含まれる情報量が多いとのことです。字幕版では、読んで理解するまでに次の台詞に変わってしまいそうでしたので、吹替版を観ました。
味方だと思った人間がそーではなかったり、裏切りに次ぐ裏切り…。
展開も速いので正解でした。
キリスト教の歴史や根幹を揺るがすストーリーが、とっても物議を醸し出しているわけですが、単純に娯楽として観ても大丈夫かと思います。
まさかのカーチェイスやルーブル美術館や歴史ある建築物のロケーションは、それだけでも楽しめます。
こんなブログでも全世界に発信していることになるので、滅多なことは言えませんが、聖杯を捜す目的とは『聖杯を破壊して闇に葬るため』と『聖杯の存在を世に示して、教会の在り方について問うため』の二通りが存在するわけです。
後者が目指すところは平塚らいてう女史の名文句『原始、女性は太陽だった。』に通じる思想、女性開放論です。
男性と女性とは本来並び立ってあるべきもの。
その女性の未来を託されたのはやはり女性。
そのあたりがテーマだったのではないかな?と思います。まだまだ世界的に見れば女性は男性よりも地位が低い扱いを受けているところもありますよね?
どーでしょうか?
画像は映画館で買ったMサイズのポップコーンの容器です。
いくら長い映画でも、これを食べ切るには映画そっちのけで、小宇宙を燃やす必要性があります。
結局持って帰って来たので、記念写真です。


PR