テレビ朝日の深夜の映画番組で放映していたのを、真剣に見ちゃいました。
あの有名な予言者のお話です。教会、カトリックに絶対的な権威があった時代においては科学さえ異端。未来を予言&その内容を公表することは大変なことです。
「悪魔と結託した!」だのと迫害を受けちゃうわけです。
そんなノストラダムスはモテモテなんです。二回ほど結婚式の場面が出てきました。最初の奥さんは同じ師匠の姉弟子、ペストで亡くなっちゃいます。
ノストラダムスは医者ですから、二人目の奥さんは患者として出会います。
その辺のロマンスの描き方が雑でした。成り行きで一発やってそのまま結婚、まあ深夜映画ですからはしょられた場面もあるかと思いますがね。(ノストラダムスの恋愛遍歴は映画の主題ではないか!)
さらにノストラダムスの兄嫁が横恋慕です!彼女の誘惑を拒否した結果、エライめに遭います。
んで、当時在位中だった王様アンリが槍の試合で急死することを予言します。
王妃は自分の息子を次の王にしたいのです。アンリには愛人がおりまして、王様はその愛人の言いなりなのが気にいらねぇっぽいです。
だから予言を知っていても、その運命を受け入れ(と、言うか王様に死んでほしい)、毅然とした対応をします。
結局はノストラダムスの才能を認めて、王妃がパトロンになってくれます♪
最強のパトロンを得たノストラダムスは、人類の未来のために睡眠時間を削ってしこしこと詩篇を綴りましたとさ。
めでたしめでたし。
いや、よくないだろ!
ノストラダムスが予言を行うっつーか、未来の映像をみるために(言い換えるならば“アカシックレコード”を覗き見るために)使用した薬は幻覚系の麻薬じゃないんすか!?
偉大な仕事をしたかも知れないですが、薬や不健康をお勧めするわけにはいかんでしょー。
でも、ノストラダムスが命を削るようにして遺した予言はばっちり的中、悲惨な戦争を人類は避けることも叶わなかったわけです。
運命には逆らえない、人間とは無力な生き物だと考えると虚しいですな?
腹へったな…。
ここで食べると太る運命、ですよね。
我慢です。

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