ずっと寝たきり、入院生活をしておりました。
いつ亡くなっても不思議でない状態だったのですが、いざそーなるとなんだか信じ難いです。
病院から父に連絡が来た時には既に息を引き取った後だったようです。23:30くらいですが、恐らく看護師さんが見回りに来たら……もう……って感じです。
誰も死に目に逢えない、寂しい最期だった!と思いました。
しかし、我が家に帰宅した祖父は意外なほどに穏やか、むしろにこやかな表情でした。
ずっと苦しかった、楽になれて良かった。そんな表情。
祖父は若い頃、兵隊でした。南方の島に出征したものの、終戦後もなかなか引き上げられなくてヒモジイ思いをした話を、子供の頃に聞かせてくれました。
兄を戦争で、弟は戦争が原因とされる病で亡くしました。
私の妹の産んだ双子のバリカワ男児を抱っこすることもできませんでした。
100%幸福な人生ではない気がします、100%不幸でもないとも思います。
生まれ変わったらイケメンでぶいぶい言わせてまうような、自由な人生をおくれるように願っております(?)
今日明日、私は右往左往モードです。慌てて家の中を片付けて、居間に在ったガラクタを私と弟の部屋に押し込みました。
私のタンスが塞がりました。
そのタンスの引き出しには、こんな時に必要な数珠や黒パンストが!?
無力感でいっぱいです。
頑張ります!

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