噂の『DEATH NOTE』映画のスピンオフ作品を観てきました!
日曜日の昼、公開から一ヶ月経過した上映回にしてはお客さん入ってましたね♪
映画版『DEATH NOTE』でKIRAとの対決に臨むにあたり、自らノートに名前を書いてKIRAに操られない策としたL、その最期の23日を描いた作品です。
Lは探偵の仕事を馬車馬の如くがむしゃらにこなしてゆくのですが、その最期の仕事としてバイオテロに立ち向かいます。
その中で出会った二人の子供によって、変えられたのは他でもないL自身の人生観=世界だったのかな?と思います。
その二人の今年の演技が素晴らしいです。BOYは殆ど喋らないのですが、凄い存在感がありますし、真希は福田麻由子さん、喜怒哀楽に断末魔と様々な表情を見せてくれます。
ちょっと疑問もありました。
バイオテロのお話で、インフルエンザとエボラ出血熱を掛け合わせたウイルスが登場します。現実に造り得ないのでしょうけれど、インフルエボラ(私的仮名)の感染から発病、死に至るまでの時間が(・・?)
個人差があるのは常識ってことで。
真希の父である二階堂博士とワタリの関係。博士はワイミーズハウスと関係があるのでしょうか?
そして秋葉原で、Lが購入した発信機の材料とブリキのおもちゃが一緒に売られているのが(ρ_-)?
一個は納得しましたよ。所謂伏線やね。
Lは結局、最期の23日間で“愛する”こと“人間らしさ”を知ることが出来たのだと思いました。
映画の冒頭で結婚退職を控えた南空ナオミを危険な任務に敢えて向かわせるシーンがありました。他人の恋愛事情すら利用するドライな性格を象徴するエピソードです。
しかし、BOYや真希は兄か恋人かの様にLを信頼してます。(他に頼れる人物もいないのですが(;^_^A)一緒に行動し、全力で二人を護ることでLはモニター越しに見る世界からは感じ取れない心を知るに到ったのかしら?と。
エンドロールで日本語詞とともに流れた主題歌『I'll Be Waiting』は、あまり喋らないBOYからLへの“弔辞”みたいな!?
良い作品でした、もっかい見たいです。
